どうして結露は起こるのか?

窓の結露などで困っている方は参考にして下さい。
どうして結露は起こるのか?

どうして結露は起こるのか?

2018年11月24日
テーマ
スタッフ の日々のできごと, 暮らしのお役立ち, 学び, 季節を感じて

こんにちは。

toyo style<トーヨースタイル>の達治です。

 

今日は、結露のお話です。

先日、髙橋さんが投稿したブログの記事をみて

この時期、結露でお困りの方が多い様なので少し触れてみたいと思います。

 髙橋さんの投稿記事 『冬のストレス、結露がなくなりました。』

 

冬の窓結露

 

まず、どうして結露が起きるのか?

感覚的に理解している方も多いのではないでしょうか、

意外と中学生なんかも、理科の時間に習いたてでピンとくるかもですね。

良く使われる例えでは

「水の入ったコップ」

ですが、今回はあえてもっと説明しやすく表現すると

「夏場に氷の入った飲み物のコップ」

を使います。

これは、どなたも身近に見たことも、触れたこともあると思います。

コースターが無いと、テーブルが濡れますよね?

これは、コップが結露した事で起きた事です。

 

氷水の入ったコップの結露

 

で、ここまではどこの住宅営業マンでも

営業マニュアルに載ってるのかな?

と思う程、答えてくれると思います。

でも、コップが結露した事を言われても、原因も分からないし対策もできませんよね。

「なんで結露が起きるのか?」という質問の答えにはなってないです。

 

結露の原因は、

「夏場に氷の入った飲み物のコップ」で説明すると

夏場の湿気を多く含んだ空気が、

氷が入った冷たい飲み物に冷やされる事で、

凝結し、その境目にあるコップの表面に水滴としてついた

結果です。

理科の実験で習った、飽和のお話ですね。

つまりは、内側と外側の温度差が大きな原因です。

 

日常生活でいうと、

冬(外は当然寒い)、

家の中では、

人の吐く息等の人が発する水蒸気や加湿器などによる水蒸気、

後は観葉植物などからも多少出てるでしょうね。

温かい部屋のたくさん水蒸気を蓄えられる状態から

窓等の外の気温の影響を受けやすい箇所で冷やされる事で

はい、ドーン!

 

窓の結露

 

こうなる訳です!

これは酷いですね(^^;

 

ほとんどの結露は建物の造り方や性能で無くせますが

どんなに断熱性能が高い建物でも、空気中の湿度が飽和状態になると結露はおきます!

髙橋さんの投稿の窓が

少しだけ結露していましたが正にそれです。

 

長くなったのでその辺りと対策については次回説明します(^^)

ブログ一覧へ戻る
同じテーマの記事