素材

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素足が気持ちいい無垢の床

四季を通して、無垢の木の床は、とても気持ちいいです。日本の風土で育った木は、日本人が昔から暮らしの中で使ってきた自然の素材です。夏は涼しく感じ、冬は暖かく感じます。

敏感な子供たちは、学校から帰ると子供たちは、靴下を脱いで素足になります。思わずハイハイをしたくなります。素足で歩くとき、木は私たちの暮らしをずっと支えてきてくれた素材なんだと、足の裏から感じます。

素足が気持ちいい無垢の床
床材:タモ無垢板

床材:タモ無垢板

床材:杉(赤身)無垢板

床材:杉(赤身)無垢板

和室

日本人にとって、和室は心和む空間です。狭くてもいいのでと、和室を望まれる方がほとんどです。せっかく日本人に生まれてきたのですから、日本の伝統である畳を楽しみましょう。イグサの香りを楽しみ、その感触を楽しむ。畳は暖かみがあって心が安らぐ感触です。畳の座敷があるとイグサの香りに包まれて寝転がることもできます。洋間で椅子やソファに腰掛けるのとは違い、和室では何人でも座れますし、昼間は客間、夜は寝室としても使えます。ここが洋間とは違う和室の良いところです。

引出し収納

和室の床は、30cmほど上げて設置します。床が30cm上がっていると、昔の縁側のように、気楽にどこにでも腰掛けられます。床を上げた分の空間を利用して、収納スペースを設けます。収納スペースは、障子の敷居の下が引き手になっていて、スライド式の収納引き出しになっています。廊下側の天井高さが2m40cmなので、和室側の床を30cm上げた分、天井高さは2m10cmになります。実は、和室の天井高さは、低く抑えた方が、落ち着いてとてもいい空間になります。

畳は、平安時代に日本で生まれた床材です。書院造など高貴な部屋に使われていましたが、江戸時代の後期になると、庶民の家にも使用されるようになりました。

畳は、芯材になる板状の畳床(たたみどこ)の表面を、イグサを編み込んで出来た敷物状の畳表(たたみおもて)でくるんで作ります。畳の縁には畳表を止める為と装飾を兼ねて、畳縁(たたみべり)と呼ばれる帯状の布を縫い付けることがよくありますが、デザイン的にスッキリするため、縁の無い畳も重宝されるようになっています。写真は、4畳半のスペースに、半畳の大きさの畳を、畳縁(たたみべり)なしで敷いています。

畳の材料となるイグサは、全国各地の湿地帯を中心に多くの野生種が自生する多年草です。このため、通気性がよく、弾力性がいいので、歩くと心地好く、足の裏の刺激になって私たちの体にもとてもいいものです。

和室の照明

本来の和室の照明は、ろうそくの灯りということになりますが、現代の和室では、和の雰囲気を思いやりながら、照明は天井にダインライトを設置しています。LEDの電球色になります。もちろんお好みのペンダントを設置することもあります。

和室の遮光

和の雰囲気を損なわないよう、窓に設置するブラインドの仕様にはこだわっています。和室には、和紙を使ったブラインドなど、デザイン性と機能性の両方を合わせ持ったブラインドなどがお薦めです。

押入れ

和室には、押入れの襖が良く似合います。襖のデザインは、主張することなく、シンプルさを心がけています。押入れの中の木製棚は、通風を考えてスノコ状にして設置しています。

断熱材・サーモウール

サーモウールはバージンウールと医療用ポリエステルを原料に、独自の製法でふんわり仕上げられた「空気環境改善断熱材」です。寝具やジャケット中綿にも実際に使われている、あんしん製品です。サーモウールは、断熱材ですが、その目的は「空気環境の改善」にあります。 非常に弾力があり、フワフワとしていて、たくさんの空気を含むことができる構造ですが、これはいわば「空気清浄器」の役割を担うための工夫です。住居の空気に関わる問題点を解決する。そんな断熱材です。

結露を解決します

冬場の結露はカビの元。賃貸にお住まいの方や、新築・改築をご検討の方には、今後は結露は無しにしたい方も大勢おられると思います。結露は湿気と気温のバランスがくずれて起きるもの。この結露問題はサーモウールの機能のひとつ「調湿性能」によりすっきりと解決可能です。

生活臭を解決します

例え新築の家でも、おおむね数か月くらいから料理臭やペット臭、タバコのニオイなどが染み付き始めます。これはそこで生活していれば仕方のないことかもしれませんが、消臭剤の費用もばかになりませんが、実はサーモウールには強力な「消臭性能」があらかじめ備わっています。しかも、半永久的に持続。実験動画もございますので、チェックしてみて下さい。

騒音・音漏れを解決します

道路の近くや、市街地では屋外の騒音が付きまといます。また、隣近所が近い場合など、うっかり大声をだすのもはばかれます。そのような悪列で窮屈な音環境をも、サーモウールはプリセットで解決いたします。業務用の吸音材としても多方面で利用されている実力をご自宅にも使えたら素晴らしいと思います。

従来の断熱材との湿度調整能力の違い

外気湿度と室内湿度の差
冬期・寒冷地にて5日間3時間ごとに計測(メーカー調べ)

日本の寒冷地にて、断熱材としてサーモウールを採用した木造住宅で、屋外と室内の湿度を計測したデータになります。特に湿度の変化が激しい冬場においても、サーモウールが室内の湿度を一定に保っていることがお分かり頂けると思います。

屋外と屋内 湿度の違い

従来の断熱材とサーモウールの湿度調整能力の差
繰り返し湿度ストレスを与えた場合の調湿量(メーカー調べ)

サーモウールと、従来の代表的な断熱材(グラスウール)との湿度調整機能の比較グラフです。一度湿度を調節したら終わりでは話になりません。繰り返し湿気を与えられても一生懸命湿度を調節しようとするサーモウールの働きが見て取れます。