スキップフロアで生活にリズムを演出しながらシンプルに暮らす家

スキップフロアで生活にリズムを演出しながらシンプルに暮らす家
スキップフロアで生活にリズムを演出しながらシンプルに暮らす家

家づくりで一番大事なのは、工務店との信頼関係。
施主と施工者が同級生だという縁からはじまった家づくりは、何でも言い合える関係だからこそ、
思いをカタチにするのにさほど時間を要しませんでした。
子育て世代だからこそ、使い勝手が良く、子育て世代であっても、モダンデザインの美しさを保ちたい。
そんな施主の思いは、デザインの中で機能性高く実現されています。

同級生に任せるなら安心だなと思いました

東洋建設で家づくりをしようと思った理由を教えてください。

東洋建設の兼光さんは僕の同級生なんですよ。父も母も東洋建設で家を建てました。10年くらい前ですね。その時も他の工務店は候補に挙がらず、やっぱり家が高い買い物ですから、知ってる人に任せた方がいいと思って決めました。土地も、他の物件を見ずにすぐうさぎ坂に決めました。新しい土地で、スーパーマーケットも近くて便利そうだなと思ったんです。
信頼している工務店だったので、設計にも時間はかかりませんでした。およそ2〜3カ月程度です。東洋建設さんから提案があり、私たちもあまりそれを否定するようなことはありませんでした。要は、とにかく言いたいことを最初に伝えて。こうしたいああしたいと希望だけを言っているとすごい額になるので、それから東洋建設さんと相談して、絶対に残したいものを残して、削って…という作業の繰り返しでした。

新築木造注文住宅-T邸インタビュー
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家づくりで一番に叶えてほしかったこととは?

私が最初に言ったのは、モダンなデザインにしてほしいということです。今、スキップフロアって流行っているじゃないですか。建築の本でそういうデザインを見ていいなと思って。リビングはどうしても散らかってしまいがちなので、スキップフロアにスタディーコーナーをつくって、机を置いて、小物がまとめられたらいいなと考えました。

物の場所を決めたデザインなので、ゴチャゴチャせず、暮らしやすさも抜群です

家の中で一番気に入っている場所はどこですか?

やはりリビングですね。デザイン的にも気に入っています。壁の間接照明は「こんなのあるよ」と提案してもらって、デザインやそれにあわせた壁紙を選びました。スタディーコーナーを設けたおかげで、リビングに子どものものがなくスッキリしているのもいいです。スタディーコーナーは、今は子どものもので占領されていますけど、時々、私がパソコンをしたりして使っていますよ。
やはり家族が集うのは1階ですね。寝るときは2階。そして私がゆっくりテレビを観たいときも2階に行きます(笑)。

新築木造注文住宅-T邸インタビュー
奥さんはどこがお気に入りですか?

キッチンの裏側の収納は隠したいものがぜんぶ隠れていいですね。特に使い勝手がいいなと感じているのは、1階の収納です。いちいち2階に洋服を取りに上がるのが面倒だから、1階に洋服を置いておきたかったんです。1.5畳程度のわずかなコーナーですけど、季節ものを全部入れておいたら、2階に行かなくても着替えられるので便利です。あと、私は片付けが下手なので、収納が多いのもありがたいですね。

夏のモワッとした暑さを感じないのは快適ですね

暑さ、寒さなどの暮らしやすさはいかがでしょうか?

3月に引っ越してきて、今年はこの家で初めての夏を迎えました。夏の過ごしやすさは格別でしたね。エアコンを付けることもありますが、モワッとした暑さを感じることはありません。この家に引っ越してくる前は近くのコーポに住んでいて、築1年くらいだったのでモワッとした暑さはなかったんですが、その前に住んでいた福岡の住まいは築年数が古くて…。外出から帰ると、家中にモワーッとした空気が立ちこめていました。それに比べると、この家は本当に快適ですよ。来年の夏はバーベキューを楽しみたいなと思っています。

新築木造注文住宅-T邸インタビュー

家づくりはやりたいことがいっぱい。優先順位を決めることが大切

これから東洋建設で家づくりを考える方へアドバイスをお願いします。

図面で見ている時は、どんな家ができるのか正直不安に感じたこともありました。「使い勝手とか、これで本当に大丈夫なのかな…」とか。その不安を言葉にすると、デザイナーさんがそれをこうするとこうなりますよとアドバイスや説明をしてくれて安心できました。こうしたいああしたいと、自分の叶えたい希望を言うだけ言えば、あとは設計士さんやデザイナーさんがどうにかまとめてくれますから大丈夫。

そこで大事なのは譲れない部分を明確にすることですよね。予算などの都合でどうしても叶えられないことがあります。自分も実は以前住んでいたコーポの洗面台に横長のブロードミラーが付いていて、そのデザイナーズな雰囲気が気に入っていたので、この家にも取り付けたいなと思っていたんですが、予算の都合で諦めました。
「これは絶対」と譲れない部分と、「これは仕方ないな」と諦められる部分の優先順位を決めて話していくと、設計士さんやデザイナーさんにも思いが伝わると思います。