昨日(平成26年12月18日)の資源エネルギー庁の検討会において、10kw以上の太陽光発電の投資を終結させる様な事を決定させました。
主に500kw以上の太陽光発電に義務づけられていた『出力制限』が【10kw以上】も対象にする事。出力制限と言うのは、電力会社の買取時間を制限するものです。
今回の発表では年間360時間までという事なので、目安として、1年間の内、約3ヶ月程度しか買い取ってもらえないという事です。
今まで、投資の目的で設置しようと思っていた方は急ブレーキ状態でしょう。ただ、既に買い取り契約が済んでいる方は従前の契約内容の様です。
次に、まだ発表されていない来年度の固定買取価格です。日経新聞などには20円台/kwまで下がるとの内容で記載がありました。まさに追い打ちで、新たに10kw以上搭載するメリットは無いですね。実情上、10kw以上の太陽光発電は終結でしょう。
住宅用(10kw未満)に関しては、自家消費分を補う程度がベストだと個人的には思います。そう考えると、既に10kw以上載っている中古住宅や建売住宅は、その販売価格以上のメリットがあると言えます。
著: 兼光 達治