昨日、宗像の新築現場で
中間検査(構造検査や金物検査とも呼ばれます。)を行いました。
この検査では、
金物(ホールダウン金物などの構造上必要な金物)が適切な位置に設けてあるか
筋交いや耐力壁が確認図面に記された所に決められた方法で設置されているか
など、建物の構造に関る部分をチェックしていきます。
昨日の検査は、
第三者検査機関である日本住宅保証検査機構(通称:JIO)による検査と
確認申請を提出した所管行政庁による検査を行いました。
当然、事前に私達もチェックしてますので問題なくクリア。
私達が目指すのは、検査員を驚かせる様な工夫や施工品質をアピールする事。
検査員っていうのは、常にあっちこっちに行って
様々な会社、様々な建物を見て廻っています。
そんな人たちが褒める住宅。
いいと思いません?
昨日は、私達の建物を初めてみる検査員でした。
この検査員さんは、
構造材の品質に感動された後、
防虫網の施工という気遣いに、またまた感動!
当たり前だと思っていた、防虫網。
通常、土台水切りの裏側に防鼠材(ぼうそざい)と呼ばれる網を施工します。
これは、ネズミなどの小さい生き物が入ってこないようにです。
私達は、それよりも穴の小さい、防虫網を施工します。
穴が小さいので、当然、小さい生き物がより入ってきにくい構造になっています。
それは、まあ大抵の業者はどちらか施工しているはずです。
検査員が感動したのは、
屋根通気のとり方と軒裏の防虫網などの配慮。
ここまでするのは初めて見たそうです。
流石に、そんな所は自分たちもアピールポイントとして意識した事はないです。
ただ、
空を飛んでくる虫や鳥などが、万が一、入り込んだら嫌だな。
って言う理由なんですけど、確かに手間はかかってます。
それでも、
何十年も住んで頂くわけですから、あった方が良くないですか?
設置するという事よりも、
塩害地域でも対応できるようにとか、万が一、雨がかかっても大丈夫な様に
ステンレス材を選んだ事の方が、こだわってるんだけど・・・
値段が3倍以上違いますからね。でも耐久性も値段以上に違います。