こんにちは、達治です。
『増税前と後、どっちがお得なんですか?』シリーズ
第5弾!贈与税の非課税措置についてです。
過去の増税後のメリットデメリットの記事は こちら
この制度は、全ての方が利用されるわけではないですが
もし、家を建てる資金(土地代なども含む)を援助して貰える場合は
非課税額が今までと変わってきます。
まずは、住宅取得資金の贈与税の非課税措置の全体像として
次は気になる非課税額についてですが
もともと住宅を取得する為の資金として
親からの援助(贈与)を受けた場合に
非課税額が定められていました。
そして今回、
消費税が10%に上がる負担を緩和する目的で
一定期間という期限はありますが
住宅取得資金の贈与税について
大幅に非課税額を拡げました。
具体的には下記になります。
簡潔にまとめると
増税後(消費税10%)に住宅を取得する資金を親から援助を受ける場合
2019年4月から2020年3月の1年間の間に請負契約を行った方は
贈与税の非課税額が最大で3,000万円になるという事。
珍しいケースではありますが、
増税後のメリットなので一応触れておきました。
上記のメリットのインパクトが強い為
余談になりますが、
親のご年齢が60歳未満であっても相続時精算課税制度を選択できる特例措置も
2021年12月31日まで延長されます。
税に関するご相談やお問合せを希望される方は、
お近くの税務署にご相談下さい。
いかがでした?
すでに発表されている政策を複数回にわたって
ひも解いてみました(^^)
次回は、政策とは違う角度で増税前と増税後を検証したいと思います!