こんにちは、達治です。
先日、お客様にご説明していた際に
感じた事や話した内容をまとめてみました。
今は世界的にCO2削減
わかりやすく言うと省エネが至る所で
呼びかけられていますよね?
家電では年間消費電力、車では燃費など
では、住宅は?
それを表す指標として
気密を表すC値、逃げる熱を表すQ値、夏場の日射によって入ってくる熱を表すμ値
この3つを総合的に判断し
建物の省エネ度合を計っているのですが
実は、もっと住む人にとって身近で分かりやすい指標が
ドイツにはあるそうです。
エネルギーパス制度
先ほどの3つの値を用いて得られた数値を年間の消費エネルギーとして
数値化するものです。
ドイツでは、
室温が20℃を下回る住宅は基本的人権を満たしていないと判断するとの事
基本的人権!?
そこまで言う!?と思うくらい重要視されているという事です。
それも当然、
温度差が激しい住宅が健康に及ぼす影響は非常に大きいのです。
それに関しては、
当社が15年以上前から取り組んできた住宅では常識的な事。
耐用年数が10年そこらの家電製品に省エネを意識する方は多いですが
少なく見積もっても
40年以上もつ私たちが手掛ける住宅には関心が薄い。
なんというか
長い目で考えないと見えてこない性能が住宅にはあります。
それらが健康や快適性、光熱費として最終的には
自分や家族に返ってくるんです。
もうじき発表される新基準の件も合わせて考えると
「買う時安ければ良い」住宅は
本当に安いのか、最も高い住宅ではないでしょうか?