結露対策で最も重要な事

結露対策を原因から考える。
結露対策で最も重要な事

結露対策で最も重要な事

2018年11月30日
テーマ
スタッフ の日々のできごと, 暮らしのお役立ち, 学び, 季節を感じて

こんにちは。

toyo style<トーヨースタイル>の達治です。

 

今日は、結露のお話の続きです。

前回、結露は何が原因で起きるのかという事を記事にしました。

そして、今回は対策についてお話したいと思います。

 

前回の記事 『どうして結露は起こるのか?』

 

お家の中の結露で困っている場所としては

『窓ガラス』

を真っ先にイメージするのではないでしょうか?

これは、対処法がシンプルです。

 

手っ取り早いのは、

『換気』

です。

換気

 

換気を行う事で、室内の湿度を下げる事ができる為、ある程度の結露防止できるのです。

また、汚れた空気も入れ替える事で衛生的にも良いので

定期的な換気は住宅性能に関わらず重要です。

換気に勝る結露対策はありません!

 

ただ、寒い冬に結露しやすい状況と

温めた部屋が寒くなるから窓を開けたくない!という気持ち

と、どちらかを我慢する事になってしまいます。

新築で最近建てられた方などは、

それほど気になる方はいないと思うのですが

アパートにお住まいの方や

断熱や気密をあまり考えられていない建物にお住いの場合は

原因から対策を考えなければいけませんので

ご参考を紹介します。

 

【その1】 内側と外側の温度差を少なくする

  寒い冬に部屋の中との温度差を少なくする。

  ただこれは、自殺行為ですね。

  現実的に出来る事として、

  『外の熱を伝わりにくくする』

  いわゆる断熱です。

  具体的には、窓の交換や内窓の設置などになります。

 

熱損失

 

通常建物の中で壁や天井に比べて

窓が熱を透過します。

そこを補強してあげるだけでも

結露の問題以外にも快適性が向上します。

 

【その2】 室内の湿度を意識する

  冬はどうしても空気が乾燥するので、

  加湿器やストーブの上に水を入れたやかんなどを置いて

  乾燥対策をされている方も多いのではないでしょうか。

  加湿も適度なら問題ないのですが

  結露が起きるほど、加湿をし過ぎると

  かえってカビが発生し、不衛生な空気環境になります。

 具体的には、加湿を抑える事や壁の調湿材を施工する(エコカラットなど)があります。

 

【その3】 結露対策グッズに頼る。

  換気をしたり、断熱補強をしたり、湿度の管理も面倒だなという方。

  結露対策グッズで対策するしかないかなと。

  グッズはホームセンターなどで購入できます。

  なんか、雑な対策法ですみません(^^;

 

 

参考として、3つの対策を書きましたが

原因を理解するとご自宅の状況に適した対策が見てくるのではないでしょうか?

もっと深く掘り下げていくと今回書ききれなかった事などもあるのですが

対策したけど改善できなかった、個別にアドバイスが欲しいという方は

気軽にお問合せ下さい(^^)

 

次回は、窓の結露よりも、もっと恐ろしい結露を記事にしたいと思います。

 

 

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