こんにちは、達治です。
前回の『そうだ、リノベーションしよう!』の続きです。
自分たちの現状を把握して、方向性を決めたので
家族で要望をまとめる為の家族会議をする事に。
この家族会議をする前に住宅展示場やハウスメーカーに行かれる方が多い様ですが、
敢えていうと、
家づくりの失敗に片足突っ込んだような物です。
ハウスメーカー主導で、ハウスメーカーの都合の良い家になって
お施主様の要望の8割が無視されるといっても過言ではない。
ひどい所では、いきなり所得の話や借入額の話などされる様で
はっきり言って失礼な話ですよね?
モデルハウスや展示場は、規模もグレードも豪華な仕様になっている事が多いので
その印象で、「こんな感じがいいな」で話が進んでしまい、
本来の要望や悩みが、一瞬、忘れさせられてしまうのです。
モデルハウスが悪いというのではありません、
ハウスメーカーの目指す家づくりや技術力が表現されているので豪華な仕様になるのは当然です。
その中で、自分たちの要望にはどういう間取で、どういう使い方が良いのかを考えていく必要があります。
そうして住み手にとって、住み心地の良い家が完成していくものだと思います。
本来、注文住宅の醍醐味とはそういう事だと思います。
では、どうやって要望をまとめていくのか?
私の家づくりでも、妻に何も伝えず実践してもらったのですが
私が考える効率的な家づくりの要望のまとめ方は簡単です。
①現在困っている、改善したい事を書き出す。
出来れば場所ごとに、箇条書きでOKです。
②思い描く理想の暮らしを書出す。
「家庭菜園したいな。」「お友達とお茶会をしたいな。」など
この要望は、今は子育てに手いっぱいで時間的に難しい事も多いと思います。
でも、大丈夫!
今は無理でも後から実現できるようにしておきましょう(^^)
だって、その家で暮らす期間は、基本的には一生涯ですから。
複数ある場合は優先順位をつけておくと良いですね。
⓷予算を把握する。
ハウスメーカーに行かれた方、
いきなり年収からいくらとかメーカーの用意した住宅プランの価格から予算を決められたりしていませんか?
私も妻と住宅展示場へ遊びに行ったりしたのですが、
ほとんどこのパターンでした。
大事なのは、
いくらの返済だったら無理なく支払っていけるのか
です。
後は、求める要望と摺合せしながら調整していくのが良くないですか?
その方が安心して家づくりを計画できると思います。
以上、3つの事を抑えるだけで
住むご家族にとって住み心地の良い家づくりの軸が出来上ります。
展示場に行くのは、まとまった要望の『参考』を探しに行くのです。
私の妻が作った要望だけでも
ほら、こんなにぎっしり!
A4サイズの紙(裏表)に合計で10枚以上(^^;
その他、雑誌に普選やスクラップを活用してビジュアルイメージも
教えてもらいました。
規格的なプランでは、まず実現不可能な感じ。
でもこれが住み手の要望な訳です。
あとは、これを噛み砕いて要望を確認しながらプランとしてまとめていくのですが
ここで、リノベーションならではの問題が!!w( ̄Д ̄;)w
続きは、また次回(^^)