和室の利用を考える

住宅営業マンが建てる家~Episode5~
和室の利用を考える

和室の利用を考える

2017年04月04日
テーマ
住宅営業マンが建てる家, スタッフ の日々のできごと, 岡垣町木造住宅 リフォーム・耐震改修

こんにちは、達治です。

 

リノベーションならではの問題に直面しながら』の続きになります。

 

前回は、妻のこだわりポイントである

キッチン廻りや家事に関する要望でした。

勿論それ以外にも、検討する所は山ほどあります。

両親など集まる事も多いのでそういったスペースや動線

収納スペースの事、後は、趣味のスペースなんかも(^^)

 

私の実家は近いのでほぼ無いのですが、

妻の両親や友人が遊びに来た時に泊まる場所。

今現在は4畳半の和室スペースを活用しています。

でもそんな時ぐらいです。

リビングと続き間になっているのですが

そこまで活用されていないのが現状です。

そんな経験無いですか?

 

 和室

 

ですが、、、

私は閃きましたね ∑(〃゚ o ゚〃)

 

年に何回もその場面ないし、書斎を兼用できるんじゃない!?(笑)

 

私の場合、部屋に籠って本を読むと言うよりは、

家族の気配も感じつつ、

落ち着いて本を読んだり、

作業をしたりする空間としての書斎が欲しかったので

願ったり叶ったり。

個別に書斎などのスペースを設ける事を考えれば

面積の削減になりコストダウンにもなります!

 

その空間でしたい事や過ごし方をまとめると

・二人分が泊まれるスペースが必要

・ひな人形などの飾り物を飾れるスペースが欲しい

・書斎として読み書きできるスペースが欲しい

・多少の本も置きたい。

・座布団など人が来た際に出す様な物を収納できるスペースが必要

・パソコンも置けたら置きたい。

以上が要望です。

 

長時間の正座は無理ですし、リラックスできないので

床を掘り込んで座れるようにしよう!

でも床下空間は、断熱や湿気の事を考えないといけないし、

そうだ、座面を上げれば良い!

和室の床(畳)の高さを上げれば、座布団などの収納空間も作れる。

掘り込んだ足元も床下スペースが確保できるので

悩みも解決で施工もメンテナンスもしやすい(^^)

掘り込みには、必要に応じて蓋の様な物を置けるように細工しておけば

布団を敷く際にも便利そうだからそうしよう!

そういう事を考えながらできた和室×趣味の空間プランがこちら↓↓

 

和室プラン 

 

図面では分かりにくいので参考画像

空間の雰囲気は違うのですが

用途としてはこんな感じ↓↓

 

和室のイメージ

 

実は、カウンターを設置している窓からは

この時期は、借景で大きな山桜が咲いています。

 和室の窓から桜

↑↑今の和室の窓から見える山桜 

 

季節を感じつつ、

コーヒーを飲みながら、趣味の時間にふける。

 

なんか良くないですか?

 

 

住み手の生活スタイルに、

建物をアジャストさせていく。

リノベーションではありますが、

注文住宅ならではですね(^^)

 

続きはまた次回。

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